解説!特定調停

 

海01特定調停とは、現状では借金の返済が難しい方が申し立てることによって、裁判所の任命する調停委員が借主と貸主の間に入り、利息や毎月の返済額の減額、返済条件の変更などを話し合い、借主が生活維持・再建しながら借金を返済できるように支援する制度です。
似たような制度に任意整理がありますが、こちらは弁護士が仲介役となります。調停の場合、調停が合意された場合、その内容を裁判所が調停調書という公式な書面を作成し、内容は裁判での決定と同じ効果を持ちます。
よって、任意整理より、借りている側にも、貸している側にもより強制力が強くなります。そのため合意された内容での、支払いが滞ると、貸主は即座に給料の差し押さえなどの強制執行をする事ができます。ただ、
任意整理を利用できる方の条件は、現在、継続して収入が見込め、借金の金額が3年以内に返済が見込める方です。
調停のメリットは生活の維持・再建の他にも、どの貸主と調停するか選べる点です。例えば住宅や自動車のローンを調停から外すことで、調停合意後も、これらの財産を維持する事ができます。
調停は、弁護士などの代理人を立てずに個人で行いますが、裁判所へ提出する書類の作成を個人で行わなければならないので、まずは法律の専門家に相談する方がスムーズに行う事ができます。